文字通り、中小企業の経営に関するエキスパートです。
中小企業診断士になるための試験内容は経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策の7科目にわたる幅広い知識の他、実務の事例からなる実践的な内容、さらにはロジカルシンキングを利用して、クライアントに対して論理的かつ分かりやすく伝達する問題解決能力も問われます。
1次試験と2次試験のストレート合格率は毎年5%以下、合格者の人数も1000人程度という難関資格です。
更に、資格を更新して名乗り続けるには直近5年での実務経験と研修が必要で、変化し続ける日本の経営環境や政策に対して、常に最新知識を求められます。
専門的知識を活用して、人・物・金・情報といった経営資源を横断的視野から分析し、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業への施策の適切な活用支援まで、中小企業の経営問題について多角的に取り組む事ができ、他の専門的資格やスペシャリストだけでは対応できない部分を補うことが出来ます。